士農工商をカンストしそうな勢い
旧吉田家住宅の特徴は、3つの側面をもった大型住居であることだ。1つ目は名字帯刀の許された士分格の家柄であること、2つ目は豪農であること。3つ目は商家であるという側面を兼ね備えていることである。また、醤油の醸造も行っていたそうで、拡大解釈をすると、当時(江戸時代)の身分制度をほぼ網羅していた万能家だったそうだ。ちなみに醤油の醸造は野田醤油会社(現キッコーマン醤油)に譲渡されたそうだ。
これが家なのか…ちなみに平成まで普通に人が住んでて、柏市の寄贈したとのことだ。
私も重要文化財に住んでみたい。いずれは平成式住居として我が家も重要文化財になると良いなあ。
正直立派すぎて、これが家なのか?寺なのか?という変な感想しか浮かばなかった。でも、商家という側面もあったので、おそらく人が集まったのだろうな。それに醤油の醸造施設も横にあるので、そこの従業員も土間くらいは利用したのだろうか。
室内は茅葺き屋根の保存のためか、燻した香りが漂っている。
iPhoneの広角カメラを存分に利用して、写真を撮っているのだが、それでも収まりきらないスケール感です。こんな文化財が千葉県の北西部にあったのかという驚き。
庭園も綺麗に手入れがされている。
この日は結婚式の前撮りかと思われる方々が撮影のために、この庭園を貸し切っていた。そのため、入場料が無料になるという…柏市太っ腹すぎないか?
私の家にも庭園が欲しい。少し蚊はいたが、私の庭のほどではない。どうして蚊が発生しないのだろうか。やはり水が良くないのか?
この戸は毎日閉めてるんだろうな。
いやーもう箱根の宿とか言ってもバレないですよね。
コロナウィルスの影響で遠出はできなかったものの、こんな近場にこんな素敵な場所を再発見できたのは良かったことかもしれない。