5連続休暇を取得し、無敵状態となった私は平日の丸沼高原スキー場へ。
関越道沼田I.Cから下道で1時間かかるため、首都圏からのアクセスは少々悪いが、上信越道方面に行くよりは楽に感じました。道中に日本製紙の社有林の看板があったため、まあ紙作るのに木は必要だもんなーとボケっと考えてたら、なんと丸沼高原スキー場は、日本製紙グループの日本製紙総合開発株式会社が運営を行なっている事実を知りました。早速家に帰って調べてみると、のちに山陽国策パルプと合併し日本製紙となる十條製紙が70年代に遊休地活用の一環として、十條開発を設立し日光丸沼高原スキー場(後の丸沼高原スキー場)をオープンさせたようです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaeg/64/1/64_1/_pdf/-char/ja
非圧雪コースのトップから望む景色。
この時の足元は、非常に不安定でしたが胸ポケットからGRを取り出しパシャリ。丸沼高原スキー場のゲレンデ構成は、圧雪されたグルーミングバーンが山頂から3000mあったり、このような非圧雪のゲレンデも用意されており、満足度が高いです。特にトップからのクルーズコースは山壁に地形が出ており、所々地形遊びができます。
山頂からの景色です。ピーカンのゲレンデに勝るものはないですね。すっごく気持ちいい。
山頂から反対を見れば、日光白根山の勇姿を見せつけてきます。すごく近くに山体があるので若干ですが、圧倒されます。お洒落な看板があったので、それも含めてパシャリ。そうそう、ゲレンデの露出は、露出計が雪の白に引っ張られて、適正値よりも「明るい」と判定してしまい、出来上がり写真が暗くなってしまうことが多いです。カメラの「露出補正」で調整してあげれば、このような場面でも適正な露出で写真を撮ってくれます。私は面倒なので、後処理をしてしまっていますが(画像は劣化します)。この写真は、若干暗いですね。
今年は、本当に雪が多いみたいです。鳥居が雪に埋もれてしまっています。雪に埋もれるシリーズは、野沢温泉の交通看板であったり、蔵王の仏像であったりと、各地のスキー場にいっぱいあって面白いです。
美しいグルーミングバーンと板。
FischerのRC4シリーズを愛用しています。RC4はフィッシャーアイコン的な板で、「Racing cut 4」という意味合いです。昔々、板の形状がNo.1からNo.4まであり、その4番が最もアルペンスキーにおいて、高い性能が出たことに由来しています。そこからフィッシャー 社ではRC4が代名詞的な板となりました。
そうそう、GRでこういうスキー場の風景を撮りたかった。うさぎの足跡にうっすら雪が積もっています。スキー場って、想像以上に沢山の野生動物がいます。かつて軽井沢ではゲレンデを横断する鹿、木を登るリスを見たことがあります。ただこの足跡の主であろううさぎだけは、まだ見たことがないです…。
にしても、こういうカットにおいて、GRって性能を発揮するような気がいたします。というか、私がこのようなカットが好きなだけですかね。
スキーを終えて、車に戻ってくる瞬間がたまらない。なんかこの瞬間が一番好きなんですよね。なんでか知らんけど。
帰ってきたばっかりなのに、またスキーに行きたくなってる。