冬の関越道を富岡で降りる。
気持ちは、緑色の看板に記された新潟、長野の文字を追っていく。しかし、今回はそんな誘惑を払いのけて富岡製糸場へ向かった。
HASSELBLAD SWC
1ロール目は、かなり手強いカメラという印象だった。水平が取れていないと途端に破綻するし、構図は緻密に考えないといけない。ストリート的に割り振ってとることも可能だろうが、そういう写真は撮っていなかった。今回の2ロール目。
富岡製糸場とその周辺
少し廃れた雰囲気があるものの、美味しい匂いが漂う商店街があった。近隣の無料駐車場から富岡製糸場に歩き、近道という看板が出ていた。
カレーパンが美味しかった。おばちゃんも優しかった。
この独特な描写に魅了されている者も多いのではないだろうか。
富岡製糸場は、殖産興業の絹糸というイメージが先行していて女工さんのイメージがなかったので、大変良い社会勉強になった。
今は使われていない工場であるが、機械が整然と並んでいる姿に音が聞こえそうだった。
このカメラでしか撮れない写真
難しいことは、語らない。
SWCでしか撮れない写真、世界がそこにあるんだなって思いました。