Kikroing on the Tree

日記とポートフォリオ

ビーサン少年だった私がモンベルのソックオンサンダルに出会えた。

モンベルのソックオンサンダルに出会ったので、その感動を短文で。

 

私は、幼稚園の頃から生粋の靴下嫌いだった。幸いにも通っていた幼稚園は、草履が正装として認められていたため、靴下を履かずに済んでいた。

小学生になっても夏も冬もビーサンで登校を続けていたが、中学生からはさすがにそれはだめとなり、いたしかたなく靴下を履いていた。それでも絶対に全ての足の指が一つの布に包まれることが許せなく、靴下屋の5本指ソックスを見つけて履いていた。

tabio.com

中学、高校、大学とビーサンから離れ、私の足もいつの間にか靴下の奴隷となり、今ではほぼ毎日を靴下の中で過ごしている。たまにビーサンを履く機会があっても、鼻緒に負けてしまい、靴を履いてしまう。そこまで私の足は、靴下にやられてしまった。

 

とはいっても、週末は裸足で過ごす機会が多い。鼻緒にやられてしまう足になってからは、クロックスにお世話になっているのだが、結局は足を全面カバーしてくるののは靴と変わりはない。靴より少しばかりマシというだけで、クロックスを使っていたのだが、名古屋という大都会に住むようになってクロックスで名駅なり栄なりに出るのも、やや気が引ける。どうしたものか。やはり靴を履くしかないのかと。

 

そんなある時、感動的な出会いをしてしまった。

https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1129715

かかとが浮き上がりにくい「スリップオンサンダル」の機能性はそのままに、靴下を着用したままでも履くことができるよう、モンベル独自のS字形状の鼻緒を取り付けたモデルです。甲に直接当たる鼻緒には肌当たりがやさしい素材を使用しています。開放的な履き心地と優れたホールド感を両立し、キャンプや普段使いなどで気軽に着用できます。意匠登録済。

 

靴下を着用したままでも履けるという、靴下にも一定の配慮をみせることで、靴下を陰から狙い撃つこの商品。もちろん私はこれを裸足で履いている。

そう、ソックオンサンダルを、靴下を履かずに履いてやるのさ。飛ぶぞ。

爽快感は、それは白い粉(雪)をブワッとやったときのような気持ちよさ。鼻緒に足がやられることもなく、ビーサンと同様の爽快感を得られる。しかも、S字鼻緒とかいう脱げにくい構造をしているため、1日中動いていても気にならないレベルだ。

 

今年の夏は、こいつ一本でいかせてもらう。