Kikroing on the Tree

日記とポートフォリオ

カメラ

軽井沢高原教会の星降る森のクリスマスに行ってきた

軽井沢高原教会で行われているキャンドルナイトに行ってきた。 candle.karuizawachurch.org 昔は予約もせずに見ることができた?らしいのだが、最近は事前予約制となっている。ちょうど軽井沢に予定があった日の夜の会で予約した結果、なんと抽選のうえ当た…

【北東北+函館】弘前・函館編

東北唯一の現存天守、弘前城 弘前観光 4日目は北海道新幹線で函館へ この日は、八甲田から津軽方面に下り、弘前を観光、大鰐温泉で一泊した。 9月も中旬であったが、すでに八甲田の山あいの木々は色づき始めており、短い秋が通り過ぎようとしていた。八甲田…

東山動植物園のナイトZooに行ってきた

名古屋市の東山動植物園に行ってきた。クソ暑い名古屋の夏に動物さん達もバテ気味なので、今回はナイトZooへ。 www.higashiyama.city.nagoya.jp 東山スカイタワーを目印に、車を走らせる。完全に日が落ちてしまうと写真も撮れなくなってしまうので、少し陽が…

HASSELBLAD SWC に少しずつ慣れてきた

週末に伊勢志摩と苗木城跡へ訪れた。 SWCとM10-R、どちらを持っていこうか迷ったが、気分が超広角であったため前者をカバンに詰め込んだ。フィルムは手元にあったDelta100。 伊勢志摩 大学以来、久しぶりの訪問であった。あの頃からお店の並びはほぼ変わって…

Leica M10Rを片手に三重県尾鷲市を歩く

尾鷲市は、三重県の南側にある街で、雨がよく降る。 名古屋に住んでいると、お天気カメラでよく耳にする街である。今回は、そんな尾鷲市に名古屋から日帰りでお出かけした。 県道778号で尾鷲湾を望む 九鬼地域を歩く 三木里ビーチへ 県道778号で尾鷲湾を望む…

【M3】中山道の宿場町を巡る

久しぶりにライカM3を持って出かける。ここのところM10-Rを使う機会が多く、出番が少なかった。フィルムを装填して、巻き上げ、シャッターを落とす。この一連の流れがあると、普段よりも気が引き締まる。 雪予報が出ていた奈良井宿は、人通りもまばらだった…

【M10R】トヨタ産業技術記念館とトヨタ博物館を1日で巡る

雨の降る週末にトヨタの博物館を巡ってきました。 トヨタ産業技術記念館 トヨタ自動車の祖業である自動織機の展示から自動車工業の展示までされています。展示されている木製の機織機も含め動態保存されているから驚きです。 ほぼ全ての展示に解説員が配置さ…

SWCは一度使うと病みつき

「ぺち」という情けないシャッター音からは、想像できないほどの世界観が撮れるカメラだ。 旧古河邸 水平に気を遣うことは、だんだんと慣れてきた。 とはいえ、まだまだ構図が難しい。特に引き算的な、または、周辺が気にならないぐらいの写り込みぐらいにす…

1954年製ズミクロンで撮る往年の名車たち

2021年12月にお台場にあった東京メガウェブが22年の歴史に幕を下ろした。東京都心にあるトヨタのテーマパークとして車好きに親しまれてきたことから、無論私も幼い頃から通っていた。 car.watch.impress.co.jp それに代わってと言っては語弊があるが、代替と…

秋の日光に行ってきた

中禅寺湖 戦場ヶ原 明治の館 日光東照宮 田母沢御用邸 巧遅は拙速に如かず。 朝4:00に東京を出て、一路、秋の日光へ向かった。首都高速、東北道は順調に流れており、朝6:00にはいろは坂の入り口にまで来てしまった。とはいえ、もう朝日は昇りあたりは明るく…

やっぱりSWCは難しいカメラだ...

愛くるしいフォルムからは想像できないほど、小難しいカメラであるSWCだが、やはり今回も手こずった。 Biogon 38mm/4.5 特に風景、中でも遠景の光景を捉えることが難しい。街中の路地裏とかは、何を撮っても味のある写真になるのだが、こと自然を相手にする…

そっと買ったライカとともに岩村城跡へ

神秘的な城跡を訪れた。 そこには天守も櫓さえも残っていないが、石垣だけは残っていた。 Summicron 5cm/2.0 1st Rigit 石垣の隙間から生えた草と無機質な石のコントラストも美しい。人間がかつて積んだ石垣が時を経て自然が飲み込んでいく。 Summicron 5cm/…

伝統漁法を受継ぐ小瀬鵜飼

GR3X www.ozeukai.net 岐阜県関市の小瀬鵜飼を見学した。 小瀬鵜飼は、長良川で鮎を獲るために生まれた漁法であり、現在でもその漁法を守り続けている。鮎を獲ることを目的とするならば、他の簡易な漁法が生み出されている現在において、鵜飼という漁法が必…

不落の上田城を歩く

Summicron 5cm/2.0 1st Rigit 櫓から櫓門を眺める。 武者窓から覗くように構図を決め込んだ。狙った写真が撮れた時は、本当に気持ちいい瞬間である。 Summicron 5cm/2.0 1st Rigit 自然の地形と水堀、空堀に守られた上田城は、難攻不落として有名である。 Su…

まだ褪せぬ旧古河邸に、M10-Rのしっとりした独特な描写

旧古河邸へ雨上がりに訪れた。 Summicron 5cm/2.0 1st Rigit まだ湿っている壁と邸宅の雰囲気がマッチしており、さながら海外にいるよう。 Summicron 5cm/2.0 1st Rigit 森に囲まれており、都内にいることを忘れる。静かな敷地内でもM10-Rのシャッター音はほ…

Summicron5cmだけでかれこれ5年

5cmの魅力 Summicron 5cm/2.0 1st Rigit 5cmと3.5cmには、論争がつきもの。 私は、5cmを推している。 Summicron 5cm/2.0 1st Rigit 5cmの外側は、Biogon38mm。 内側は、Commercial Ektar8,1/2inch。 Summicron 5cm/2.0 1st Rigit ただこのズミクロンは寄れな…

足助の昔ながらの街並みを散策

足助は、名古屋市から車で1時間ほどにある愛知県は豊田市にある町だ。古く三洲街道の宿場町として栄えてきた。今でもいくつかの商店が営業しており、人々が生活を営み続けているところが一つの魅力だろう。近くには、香嵐渓という紅葉の名所があり、現代では…

冬の関越道で富岡製糸場へ。HASSELBLAD SWCの2ロール目

冬の関越道を富岡で降りる。 気持ちは、緑色の看板に記された新潟、長野の文字を追っていく。しかし、今回はそんな誘惑を払いのけて富岡製糸場へ向かった。 HASSELBLAD SWC kikorin12345.hatenablog.com 1ロール目は、かなり手強いカメラという印象だった。…

今年は、暗室に入ろうか。

写真が身近な行為になって、かつてのような儀式的な写真を撮る機会が少なくなってきた。私は、趣味として小難しい写真行為を好んで行なってきたが、最近はそんな環境から少し離れてしまった。ポケットから携帯を取り出して写真を撮るのも億劫になり、写真を…

軽くてオシャレないいカメラRolleiflex Standard

少し暗めのテッサーがついて、コンパーのシャッターの安心感 1年ほど写真から離れていたけど、最近再びカメラに手を伸ばしている。 GRも手軽でいいけど、やっぱり少しだけ時間をかけて写真を撮る方が好きなことが多い。オシャレに言うと、丁寧に光を編んでい…

なぜLeicaを買ったのか

正直申し上げると、特段Leicaが欲しかったわけでもなく、現に今買うとしても、あまり食指は動かないと思う。 朽ちた株とLeica それでもLeicaを買った。 Leicaには確固たるブランド力と、そのブランド力を名実共にした製品の質の高さがある。一眼レフカメラが…

HASSELBLAD C12マガジンについて

ハッセルブラッドはお約束事の多いカメラメーカーとして知られている。またそのお約束事にも諸説があるというのが、いかにも趣味の界隈という雰囲気があって趣深い。 今回、題名にもある通り、特に型式C12のフィルムマガジンについて注目したい。というのも…

カメラ趣味の10年を振り返って

カメラを始めて10年 カメラを初めて買ってから、10年が経ちました。 今回は、私の10年のカメラ遍歴を晒します。いろいろあったな。 最短距離を行けとは。 エントリーモデルを買うより中級機を。欲しいものへ最短距離が一番お得と聞く。 さてさて私はどうだろ…

そのカメラと共に(HASSELBLAD編)

出会いはロンドン なぜ日本で買わないんだ? カメラがある生活はいきいきとした。 帰国してからの悲劇と出会い メンテナンスは大阪へ 出会いはロンドン 今思えば滑稽な話だが、イギリスに行くのに一眼レフカメラを持っていかなかった。せっかくイギリスに行…

雪山とGR

スキーを楽しみに行く時に、ふと素敵な瞬間に出会う機会が多々あった。いつも、携帯で写真を撮っていたのだが、便利広角の焦点距離だと、自分の意図した写真を撮れることが少ない。そんな私の悩みを解決してくれたのは、GRIIIxだったのだ。 スキーの楽しみは…

GRIIIXを購入し、手賀の丘公園で試し撮りしてきた。

手軽に持ち運べるカメラが欲しいなと思っていました。 一時期は、フォビオンセンサーを搭載するSIGMA系のカメラにしようかなと流れていたのですが、まさかGR系統に換算28mmでない亜種が出ていたと知らず、知った途端に運命の出会いのように「これでええやん…

暗室のすゝめ(プラクティカルで効率的なプリント技法の基本を身につけるための指南書)

2019年初版 2022年1月4日改訂 まえがき 本投稿は、私が大学時代に暗室技法をまとめていたものを、そのまま記載しており、コロナ禍で技術の継承が難しくなった団体で活用されることを期待しています。特に大学写真部は、部員の移り変りがあるため、技術の継承…