名古屋に住んでいると、お天気カメラでよく耳にする街である。今回は、そんな尾鷲市に名古屋から日帰りでお出かけした。
県道778号で尾鷲湾を望む
尾鷲市はかつて漁師町として賑わっていたが、漁師の数は年々減少しているとのことだ。一方で新たに漁師として活躍している者も忘れてはいけない。
九鬼地域を歩く
熊野の山林と尾鷲湾を望む。あたり一面は森林の香りが充満しており、すごくリラックスできるとともに、どこか野生の勘が呼び覚まされるような緊張感もある。野生動物と会ってしまったら、こちらが確実に負けてしまうような大自然の緊張感だ。
場所を少し移動して、九鬼(くき)地域へ。
見てのとおり、道路を踏み外せば海に落ちてしまうほど、海と人々の生活が近い場所であるが、観光客用の駐車場が用意されていたりと、地域の規模感によらず観光整備が進んでいた。近くにオハイという名所があるからだろう。オハイへは片道2時間のトレッキングになってしまうので、また今度行ってみる予定だ。
雄大な熊野山地も海へ覆い被さるように迫っている。
漁港の水も透きとおっていて、船がまさに浮いているようだった。この水の綺麗さは、やはり熊野山地の木々が水を磨いているからなのだろうか。
三木里ビーチへ
失礼ながら名古屋からたかが3時間の場所なのでビーチなんて期待すらしていなかった。
まるで沖縄の海のような白い砂浜と透明な海水だった。大都市名古屋から離れていないのに、こんなに綺麗な砂浜が見られるとは思ってもみなかった。