家庭菜園を初めて2年目の夏の収穫は、大きな問題もなく終了しつつある。
今年の冬野菜について
2年目の冬は、日照不足を理由に白菜や大根などの冬野菜を栽培しないことにした。夏のように高度が高くない太陽の光をコントロールすることはできないため、家庭菜園では完璧な日照を確保することが困難なのだ。昨年、白菜は結球させることはおろか虫食いだらけになったり、大根はもやしみたいになってしまった。おそらく原因は、単純な日照不足であろう。
今年の夏野菜の振り返り
きゅうり
今年、きゅうりを吊る下げ方式で栽培を行なってみた。吊る下げ栽培とは、支柱で櫓を組み紐を垂らし、きゅうりの蔓を誘引して栽培を行うものである。これは、かなり上手くできたと思う。
3本の苗で、合計100本近いきゅうりを栽培することに成功した。肥料代等を加味しても完璧に元がとれている収穫量となり大満足である。
トマト
トマトは、きゅうりほどの大成功とは言えないが、それなりに上手く栽培できたと考えている。ただし、水の与えすぎによる症状が見られたため、本来ならばもう少し水分を絞ってあげることで、トマトの甘みを出すことができたのだろう。また、肥料過多により皮が厚くなってしまったことも次回栽培時に気をつけないといけないポイントかと思う。
トマトは、「やりすぎ注意」を念頭に置いて栽培することがコツかと思った。
メロン
今年は、初めてメロンを栽培してみた。甘い果実を実らせるためには、1つの苗に最大2玉まで剪定し、養分を多く蓄えさせる事が肝要となってくる。そのため、勿体ないという気持ちを押し伏せて20くらいの花を剪定した。結果、極甘のメロンを栽培することができた。ただ残念ながら、ウリ科のせいか青臭さが少しだけ乗ってしまった。
なす
なすは、夏と秋の2シーズンにわたって収穫することができる。いわゆる秋ナスを栽培するには、夏に収穫した後に株元30cmほどまで大きく更新剪定をする作業が必要となる。この更新剪定は、今まで大切に育ててきたナスを切り刻むことになるので、少し勇気が必要になる作業だ。
とうがらし
とうがらしは、夏を越してこれから収穫の本番を迎える。すでにいくつかの赤くなったとうがらしを収穫し、乾燥させるまでにいたった。昨年はかなり虫食いにあってしまったが、今年はうまく栽培できている。まだまだ緑のとうがらしが沢山実っている。