4年間住んだ大阪へ旅行をすることになった。
実は大学を卒業してからも定期的に大阪の街に訪れている。目的は馴染みの居酒屋に顔を出したり友人に会ったりとする程度だった。そのため大阪を観光したことは、ほぼほぼないに等しかった。もちろん、大坂城も一度も入城したことがなかった。
大坂城
大坂城に、豊臣時代の大坂城と徳川時代の大坂城があるのは、どうやら有名な話らしい。敷地面積が大きかったのは豊臣時代で、縦に大きいのは、徳川時代だ。
今までに松本城や熊本城をじっくりと見てきたが、大坂城は比にならないほど大きかった。大阪に住んでいたとはいえ、大坂城を直近で見たことはなく、いつも環状線から見える大坂城を見ていた程度だ。その時の大坂城の記憶は黄色い空気の中にしっかりと据えている城という印象だったが、今回その裾野に足を踏み入れて、その大きさに気づき驚いた。
大坂城の石垣も一つ一つの積み石が大きく、当時の技術と権威の大きさに感動する。この日は土曜の祝日で入城に行列が作られていた。
大坂城周辺には、旧陸軍の関連施設がいくつか残っているので、そちらも見学すると面白いと思う。こちらは、内部が改装されており、商業施設として生まれ変わっている。
淡路の世界一美味しいお好み焼き屋さん
帰阪することは淡路に飲みにいくことと同義である。そんな淡路だが、阪急淡路駅の高架化がやっとのことで完成しそうであった。"あの淡路"が薄れていくのは、少々心惜しい気持ちもあるが、高架化を期に街がリノベーションしていくことを願う。そうJR淡路駅が出来てから、ご新規さんも増えたという声も聞いており、鉄道"駅"の重要性を感じているのだ。
淡路駅東口出てすぐのところに、世界一美味しいお好み焼き屋さんがある。中で焼いてくれて目の前の鉄板に持ってきてくれる方式のお好み屋さんで、味もピカイチだった。私は、お好み焼きマスターではないが、大阪のおっちゃんが世界一うまいって言ってたからきっとそうなのだろう。
お好み焼きで腹を膨らませ、路地裏へ。乾杯。
帝国ホテル 大阪
帝国ホテル 大阪、Imperial Hotel Osakaに初めて宿泊した。大阪と言ったら安宿で済ませてた私が一気にジャンプアップした。なお、給料は変わらず。
今回の旅のメイン。ホテルに泊まることが旅のメインとなるなんて初めての経験だったが、非凡で幸せな時間を過ごすことができた。特別の宿泊となるが、また来たいと思う、そんな宿泊経験であったことは、言うまでもないが大事なことなので記しておく。
春夏秋冬に一度の旅行。季節の節目に大事なひと時を。
